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Okamura ‘Tie’ 2019

オカムラ製作所の福岡オフィスにおける内装の提案。社内外の交流を促進するため、エントランス空間を「Tie(結ぶ)」という名前のコミュニケーションスペースに変えたいという依頼だった。具体的には少人数のグループでの打ち合わせ、40人ほど集まるセミナーという大きさの異なる空間の使い方が求められた。
そこでまず「Tie」を空間の特徴にするため、柱と壁が別れた従来の境界の在り方ではなく、それらを繋ぎ、連続させたひとつながりの境界面について考えた。そして多様な集まり方と空間が呼応するよう、ロープを用いることで変形する新しい可動間仕切りを提案した。

柱を吊るためのレールをフラットバーで補強して放射状のフレームをつくり、上部に照明を固定して既存躯体から吊った。全長4kmほどのプロピレンロープを柱間に巻くことで境界面をつくり、それらが伸縮+拡張しながら、形と大きさの異なる3つの空間に変化する。 白い繭のような皮膜によって覆われる空間が人の集まり方に合わせて有機的に変形していく。

Site: Fukuoka
Program : Office
Total Area: 76.61 ㎡
Structure: Steel
Architect : Yu Momoeda, Naoya Isemoto
(YU Momoeda Architects)
Structural Engineer : Kousuke Araki
(XYZ Structure)
Completion : Jan. 2018
Construction : Masterpiece
Photo : Yashiro Photo Office